組織の枠を越え、挑戦を生み出すリーダーへ〜「シヅクリ越境リーダーズプログラム」が始動

2026 年度、シヅクリプロジェクトは、新たな人財育成の取り組みとして「シヅクリ越境リーダーズプログラム」をスタートしました。

本プログラムは、シヅクリプロジェクト参画企業の次世代リーダー候補を対象とした、全 4 回のリーダーシップ研修です。
異なる企業や業種、立場の参加者が組織の枠を越えて学び合い、新たな視点やネットワークを得ながら、キャリア自律につながる自己変革と事業創造力を高めることを目的としています。

目次

今、求められる「挑戦を生み出す力」

社会や働き方が大きく変化する今、企業を取り巻く課題は、これまでの経験や社内の常識だけでは捉えきれないものになっています。
こうした時代に必要とされるのは、決められた答えを正確に実行する力だけではありません。
自ら考え、問いを持ち、異なる価値観から学びながら、周囲とともに新たな一歩を生み出していく力です。
また、働く一人ひとりにとっても、自分のキャリアを会社任せにするのではなく、自らの意思で学び、選び、行動する「キャリア自律」が、これまで以上に重要になっています。
組織の成長と人財の成長をどのようにつなげていくのか。これは、企業にとって大切な課題の一つです。

シヅクリが培ってきた「越境する学び」

これまでシヅクリプロジェクトは、学校と企業、世代や立場を越えた対話を通して、組織の枠を超えて未来を考える場をつくってきました。
そこでは、異なる経験や価値観を持つ人同士が出会い、互いの言葉に耳を傾けることで、新たな気づきや行動が生まれてきました。
一人の思いや経験が別の誰かに響き、そこから新たな一歩が始まる。シヅクリでは、こうした関係性を「共震」と呼んでいます。

組織が挑戦できるかどうかは、制度や戦略だけで決まるものではありません。周囲に働きかけ、組織の空気を変え、新たな行動を生み出す人財がいることも、大きな力になります。
シヅクリがこれまで培ってきた、立場にとらわれず本音で語り合う対話の土壌を、人財育成の場にも生かしたい。その思いから、本プログラムは生まれました。

異なる企業の仲間と、自分自身を問い直す

7 月 3 日に開催した第 1 回には、さまざまな企業や組織から参加者が集まりました。
普段の仕事や社内の人間関係から一度離れ、異なる背景を持つ人たちと対話することで、自分自身の経験や価値観、これからの働き方を捉え直す時間となりました。
研修後、参加者からは次のような声が寄せられました。

「内省できていると思い込んでいた自分に気づけたことが大きかった。改めて自分を棚卸しする、よい機会になった。」

「自分のこれまでの人生を肯定できた時間だった。」

「私にとって、現時点での自分のキャリアを見つめる時間になった。他の方のキャリアと比べながら、自分自身の歩みについて考える意味ある時間だった。」

「異業種の方と話すことで、自分では気づかなかった強みを発見できた」

「キャリアというテーマでありながら、人が成長していくうえでは、やはり人と人との関わりの中でしかないのだと、改めて感じた時間だった。」

「これまで受けてきた研修は、学びらしい学びを感じにくいこともあったが、今回は立場の違う皆さんと一緒に考えることで、自分自身にもたくさんの問いが生まれ、とても意味のある時間になった。」

異なる企業の参加者と語り合うことで、自分の中にあった固定観念に気づいたり、これまでの経験に新たな意味を見いだしたりする姿が見られました。
また、この時間を「自分自身を再起動するような機会だった」と表現した参加者もいました。

学びを、組織の次の一歩へ

越境による学びは、研修の場だけで完結するものではありません。
そこで得た気づきや新たな視点を、それぞれの職場へ持ち帰り、日々の行動や周囲との関わり方に生かしていく。その小さな変化が、やがて組織の空気を変え、新たな挑戦につながっていきます。
参加者一人ひとりの変化を、企業の変化へ、そして地域の新たな力へと繋げていきたい。
組織や立場を越えて学び合い、挑戦の連鎖を生み出していく「シヅクリ越境リーダーズプログラム」

その最初の一歩が、始まりました。

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