全15ステップから構成される、地域探究プログラム「エンジン」。
ステップが進む中で、企業人が学校を訪問し、イノベーションプランを話し合うのが特徴です。
生徒と地元・静岡の企業との共創が生み出すのは、両者の対話を通じた新たな発見。
生徒にとっては、思考を広げて深める機会に。
また企業にとっては、事前研修で体験していただいた「ファシリテーション」「問いの設定」などで、生徒からアイデアを引き出せたり、対話を促進させたりする機会になります。
地域のリソース探究となるステップ10では、生徒の企画づくりを企業人がファシリテーション。
プログラム当日は教室内で意見が飛び交い、話が盛り上がりました。
授業後の振り返りの場では、企業人から、
「正直感動!会社のことを、ここまで考えられていて嬉しかった」
「発想をいかに広げていくのか、導いていくのはなかなか難しいことだと改めて痛感した」という声も聞かれました。
教員からは、
「いつもは授業で教員がつくり込んだものを与えているが、この時間は生徒自身でつくり込んでいるので、生徒の目の光が違った」
という驚きの声も聞かれました。
企業人と教員、視点が異なる両者の気づきを共有し、有意義な振り返りとなりました。