地域探究プログラム「エンジン」、ステップ11の目的は、地域を活性化する企画をブラッシュアップすること。

ステップ1~10で考えてきた企画を企業人に共有。

生徒だけでは見えづらかった新たな視野を得て、違った角度から企画を検討し、提案へとつなげるフェーズです。

ステップ11のプログラム当日は、これまで探究を共に進めてきたマークイズ静岡(商業業施設の管理会社の企業人)と企画をブラッシュアップ。

生徒が企業や地域のリソースを探究して考えてきた企画を、企業人に聞いてもらいました。

そして、企画の深掘りを行ないました。

ディスカッションでは、生徒の「楽しい商業施設にしたい」という純粋な気持ちが、収支や法令などのビジネス要素に縛られがちな企業人にとって新鮮に映ったとのこと。

また生徒にとっては、企画を企業人と見直すことで、企業から見た企画の面白さに気づけたようです。

今回の探究活動は、静岡をより良くしたいという想いを共通に持ちながらも視点が異なる、生徒と企業人の価値観が融合することで視野が広がる良い機会に。

生徒と企業人それぞれが静岡を活性化する地域イノベーターとして、企画のレベルを上げる機会となりました。

企業人からは「形になりつつある企画をもとに、生徒と一緒になって意見交換ができて良かった」など、共創の面白さに触れた感想が聞かれました。