投稿企業様 PROFILE

加和太建設株式会社

建築部工事課

田口 悠人 様

今回、シヅクリプロジェクトの地域探究プログラム「エンジン」に参加させていただき、函南東中学校の学校訪問に初回から最終ステップまで携わらせていただきました。
自身の出身校でもあったので楽しみな反面、上手に関わることができるか不安もある状態で臨んでいました。

会話のキャッチボールの楽しさ、難しさ

年を重ねると頭が固くなるという記事を見たことがありますが、実際に生徒さんと会話をしていると、本当にその通りかもしれない。と気づかされる場面が多々ありました。

最初は、お互い緊張からうまく会話が続きませんでしたが、徐々に質問や会話のキャッチボールが続くようになってくると、面白い内容や、私自身想像できないようなアイデアが飛び出し、とても楽しかったです。
逆に、煮詰まりすぎて変に物事を難しく考えすぎて単純なことさえも中々アイデアが出てこなくなってくるな。と痛感しました…。

意見を膨らませることと、インパクトを引き出すことのバランス

肯定的に捉えることで生徒さんもより活発な意見、アイデアが生まれてきます。
しかし全てを肯定的に捉えた結果、インパクトのある意見を引き出しきれなかったというのが本音です。

意見を膨らませることと方向修正とのバランスが非常に難しいと感じました。

意見に個人差がある中で一丸となって作り上げる企画は、もちろん素晴らしいものだと思いますが、厳しい目で評価するのも大事であると同時に、相手が何を求めているのかくみとることが大切だと感じました。 

誰もが活躍する社会となるために

エンジンの学校訪問を通して感じたことは、周りと違う意見・アイデアを持っていても中々発言できず、周りに流されてしまう子もいるということです。

そのような流されてしまってなかなか自分が表現できない状態をなくしていくためにも、我々大人がもっと発言しやすい状況を作り上げることが一番大事だと感じました。


誰もが活躍する社会となるよう、まずは私自身が自分らしさを発揮して行動していきたいと思います。

大変貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。