8月18日・19日の2日間、4日程にて、engineに関わる企業人・教員の皆様の合同研修会を開催しました。

地域探究プログラム「engine」

全15STEPの地域探究プログラム「engine」

参加校の中学生・高校生はこのSTEPの中で企業や街のリソースを探し、地域イノベーターとして、未来につながる新しいカケザンを仲間と一緒に探究していくことになります。

「大人はどう関わればいいの?」

engineで大事になるのが、生徒たちと一緒にプログラムを走らせていく教員のみなさまや、学校訪問していただく企業人のみなさま。

engineは生徒たちに向けたプログラムではありますが、生徒たちに与えるプログラムではないというのがとても興味深いところであり、

「大人がいかに伴奏者になれるか。」

ここが肝でもあります。

自分のことを否定せず、思いついた様々なアイデアをチーム内で共有する様子。

7月8日に開催した第1回engine研修は企業人の皆様向けでしたが、今回は、企業人・教員合同体験研修会として、ご参加の皆様を生徒たちと同じように少人数のチームに分け、内容豊富なワークを体感していただきました。

アイデアを出しやすくするチームの場づくり

チーム内の関係性づくり。
グランドルールが背景にある安心感。

どんな場であれば、言葉が発しやすいのか、またその逆は?というのも、知識や注意点としてではなく体感していくことで、実際に生徒たちと進めていくときにつながります。
 

ファシリテーターの観点も体験 

また、ワークの中では、チーム内の対話を活発にしていくヒントとして、順番にファシリテーター役の体験もしていただきました。

ファシリテーター役の皆さんには、前に集まっていただき、マル秘指令が渡されました。

順番にファシリテーター役を体験することで、お話をするのが得意な方も苦手な方も、チームの意見に耳を傾ける・引き出す、といった、対話を支援するポジションも実感していただけたのではないでしょうか。

参加された企業の皆様の声も収録していますので、ぜひお読みください!
 

「engine」の教室での姿を想像

実際のプログラムと比べるととても駆け足のワークですが、自分を否定せずに、アイデアを言葉にすることから始まり、生徒たちがどんなプロセスで今後engineでの探究を深めていくのかを体験することで、実際に教室で(企業人として・教員としてではなく)「地域イノベーター」として生徒たちと関わるシミュレーションができたのではないかと思います。 

研修後、程よい疲労感と共に、これからどう生徒たちと関わっていこうか、を、皆様それぞれに思い描いていらっしゃる姿に、運営スタッフとして喜びを実感しました。

新学期、教室でどんな探究が生まれていくのか。

今からわくわくが止まりません。