静岡県内17校2041人の中学生や高校生が学んできた、地域探究プログラム「エンジン」は、いよいよフィナーレ。

「静岡カップ」は、学校の枠を超えて提案を発信する場。

各校からチームがエントリーし、書類審査の上でファーストステージに出場するチームを企業ごとに4チーム選出。

プレゼンテーション動画による審査で企業賞1チームに絞るファーストステージ、企業賞を獲得したチームからグランドチャンピオンを競うセカンドステージを開催しました。

本年度、地域探究プログラム「エンジン」には15社・100人を超える企業人が参加。    

生徒は地元・静岡の企業と地域のリソースを探究し、企業人と共に地域を良くするイノベーションのアイデアや企画に挑みました。

地域探究プログラム「エンジン」が伝えるのは、新たな気づきや多様な視点を取り入れる大切さ。
見慣れた地域の風景や当たり前のことでも、見方を変えると、これまで気づかなかった可能性に気がつける。
「可能性の発見」というメッセージを、プログラムを通じて生徒に届けてきました。

生徒からは、「今まで沼津は田舎だと思い込んでいた。だけど、今は自分の地域をすごいと思えるようになった。自分が住むまちの良さを再発見し、未来が変わるかもしれないという期待が、私たちを本気にさせてくれた」、「これまでの自分とは、ちょっと違う自分になれた。この先、この経験をいかして活動の幅が広がっていくと思う」など、前向きな声が。

探究学習によって、モノやコトの発見だけではなく、自分自身や仲間のことまで考えが広がった有意義な学びとなりました。

可能性を広げて、新しいことを見つけて創り出すのは、未来をつくるために必要不可欠。
プログラム体験で心を動かかせたことが、生徒たちの未来につながっていくでしょう。