地域探究プログラム「エンジン」の参画企業の方々がオンラインでつながり、授業で生徒にプレゼンテーションする企業紹介を披露し合い、互いの良いところを吸収する試みを行いました。

 いかに生徒との関係性を築きながら、自社の現在と未来を分かり易く伝えるか、各社各チームが個性を活かして様々な工夫が施されていました。

 「そんな大人にプレゼンするような硬い感じじゃ伝わらないよっ」など、企業の枠を超えてフランクに指摘し合い、どんな伝え方が生徒に届くのか、ある意味「大人の探究の時間」でした。

「生徒がどんな反応をしてくれるのか、不安もあるけれどもとてもワクワクしています」

「(自分たちのプレゼンは)完璧だと思ってきたけれど、やられたなという感じ。これからさらにブラッシュアップします!」

教室という場にどんな化学変化が起こるのか、9月の本番がますます楽しみになってきました。

 なお、会の冒頭では、建設システムの日向さんが、昨年度の学校訪問から「企業人としての気付き」を共有してくださいました。

 「子どもたちと出会う前は『企業人として、大人としてしっかりと教えてあげないと!』という感覚が強かったが、知識や経験があるが故に固定概念という枠の中に自分たちがいることに気付いた」

 「子どもたちだけでなく私たち企業人にとっても貴重な学びの場・機会になっていることを実感した」  

 

 日向さんの「子どもたちと一緒に学ぼうという姿勢で教室に行きましょう!」という投げかけに、大きな変革の時代にいる今、子どもも大人もフラットになることで、これまでにない「カケザン」が起こることを確信しました。