今年もシヅクリPROJECT、地域探究プログラム「engine」の教材として、「企業潜入動画」の制作を進めています。
カメラが企業に潜入し、社員の方の案内で、会社の様子や業務の紹介、また、普段見ることの出来ない企業の内部を取材・インタビューしながら動画を作り上げて行きます。
中学生・高校生にとっては、なじみのない「企業」。
今回は静岡県東部に本社をおく、株式会社アイティエス様、株式会社イワサキ経営様の潜入動画撮影に潜入し、企業と学生が出逢う入り口となる潜入動画の撮影風景をご紹介します。
潜入動画の撮影に、潜入!
企業潜入動画の制作は、まず、どんな風に企業の紹介をしていくか、骨組みについて、事前に打ち合わせ・準備をするところから始まります。
骨組みが決まったら、実際に社屋や工場へ足を運び、撮影です!
撮影の中で話す言葉は決められたセリフではなく、その場で企業の皆さんとクリエイターとのやり取りで作り上げられていきます。
最初はカメラに向かって話すことに慣れない様子の皆さんも、実際に業務の内容をインタビューする場面になると、さすがプロフェッショナル。
実際にシステムを動かしながら、今、どんな目的で、何の業務をしているのかを分かりやすくお話してくださいました。
探究プログラムでは、中学生や高校生がこの動画を通して企業のイメージを膨らめるため、同じ説明でも何度か表現を変えて話していただくなど、学生の目線を考えながら、現場でコミュニケーションを重ねていく撮影となりました。
会社見学のようなワクワク感
企業潜入動画では業務の紹介だけでなく、学生が入ったことのない「会社の中の特徴」が垣間見れるのも面白い視点です。
授業では、企業のリソース探しをすることになりますが、どんな人が、どんな環境で働いているのかというところから、自分の担当する企業への親しみや興味がわくことも重要なきっかけです。
潜入動画撮影に潜入して、企業の皆さんから業務の内容に関するご紹介や、ご自身のお仕事がどのように地域に役立っているのか、役立つことを目指しているのかを伺っていたら、ワクワクが止まらなくなってきました。
自分の住んでいる地域には、こんなに生き生きと力強く仕事の魅力や誇りを語る企業がある。
潜入動画見た学生は、どんな印象を受けるのか、今から興味が湧きます。
学生たちと企業の出逢い、今からとても楽しみです!