シヅクリ季刊冊子 MOVIN’ vol.01<2023年春号>/昔の生徒達に「今の私を見に来て!」と伝えたい。

シヅクリPROJECTの季刊冊子 MOVIN’(ムービン)、2023春号発刊しました!

MOVIN’は、シヅクリPROJECTで「心が動いた瞬間」をとらえたマガジンです。
シヅクリPROJECTに関わる「人」にフォーカスを当てた季刊冊子となっています。
今、静岡に起きているムーブメントを現場で体感された皆さんの言葉で感じてください!

季刊冊子 MOVIN’では、シヅクリプロジェクトで「心が動いた瞬間」を追いかけます!
創刊号からは、常葉大学附属常葉中学校・佐野先生のインタビューを抜粋してご紹介します!

目次

vol.01 2023春号 特集:昔の生徒達に「今の私を見に来て!」と伝えたい。

初めは断るつもりでした

初めてシヅクリの探究プログラムに参加することが決まったとき、未熟な子達が企業人の前でプレゼンするなんて想像できず、初め担当をお断りするつもりでした。

子どもたちの成長に引きずられるように 

いざプログラムが始まると、生徒が想像の先を駆け抜けて成長してしまうのです。

ただただ凄い、なんて素敵、という言葉しか出なくて。せめて大人として、この子たちが伸びていく場や時間を整えなければと引きずられるようについていくうち、教員として見てきた景色が全く変わったことに気づきました。

私の仮面を外した瞬間 

私はずっと、生徒達の前で教員の、指導者の仮面を被ってきました。教員は正解を知る側、生徒は知らない側であることが疑ったことのない前提でした。
でも生徒の成長を目の当たりに、仮面が外れていくのを感じました。

生徒との関係が明らかに変わりました。伴走より「共振」が体感に合います。より深く私らしく、生徒と同じ視点で心を震わせ、お互いを認め合えるようになりました。

私が変わる、学校が変わる! 

シヅクリプログラムを常葉中で開始した 2020 年、担当は私 1人でした。2023 年は 5人でスタートし学年体制で取り組み始めました。探究で学校が変わりつつあります。

子どもに関わる道に進んだ教え子が、私のような教師になりたいと言ってくれることがあります。でも、強いリーダーシップで導いていたかつての私ではなく、今の私を見て!と言いたい。子どもの可能性を心から信じる、教育者として新しい学び真っ最中な今こそ、見てほしいのです。


探究で変わりつつある学校、目の当たりにする学生たちの成長。
佐野先生の心が動いた瞬間を、まるごと読めるのはMOVIN’2023春号だけ!

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