生徒の提案が形に! 企業が手に持たない傘『キャップレラ』を開発・実現
一昨年度(2019年)のシヅクリプロジェクトで、中学2年のあるチームが、地元企業 株式会社トヨコーのリソース(塗料や樹脂の技術を使った工法)を活用して「手に持たない傘」を提案しました。
なんとこの度トヨコーの開発チームが 、生徒のアイデアを実現し、傘を製作してしまいました。
本日はそのお披露目で、授業のご担当者でもあったトヨコー小澤康平さんが学校を訪れました。
学年全員がいる中で手に持たない傘『キャップレラ』(当時生徒が命名)が、開発経緯やドット柄の背景等を交えて披露されました。
生徒から企業の方々へお礼の合唱
生徒の提案を実現した企業の方々の挑戦と技術に感服ですが、生徒達から小澤さんに贈られたお礼の合唱に、私は心を打たれました。 私は合唱には殊の外思い入れが強いのですが、今日聴いた「栄光の架橋」は、生涯忘れ得ぬ合唱となりました。 それは、230名あまりの学年生徒全員が意気に感じ、前のめりになって本気で歌い上げる姿と、内なるエネルギーから発せられる歌声に、彼らの物凄い想いを感じたからです。
コロナ禍で満足に練習もできなかったと聴きましたし、合唱用のマスク(単純に通常のマスクを3枚重ねで付けてる感じ)を着用しての合唱。 そんな状況にもかかわらず、、、言い表せないほど心を打つ合唱でした。
生徒からたくさんの元気をもらったプロジェクト
披露にきてくださった小澤さんからも
今日の出来事は一生忘れることのない経験となりました。
思いがけず皆さんから沢山の元気を頂いてしまいました。
皆さんの目標になるような社会人としてこれからも頑張ります!
とコメントを頂き、自分も背筋が伸びました。改めて生徒も、関わる大人もコアに気付き、ドライブするプロジェクトだと、意義を実感しました。
そして最後に、あんなに無垢で素敵な合唱を歌う若者に育て上げ、間もなく卒業式を迎えられる先生方に、心から尊敬の念がやみません。
やっぱり教師の仕事って偉大です!
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