「future」は、私が「わたし」に出会う自己探究プログラムです。
「自分はどのような人なのか?」
「自分が大切に思っていることは何なのか?」
「自分はどのように生きていきたいのか?」
自分の過去・現在・未来という視点で自己探究し、自分自身のストーリーを描いていきます。
その手掛かりとなるのが、描きたい未来に向けて日々奮闘しているロールモデルとの出会いです

モデルを選び、取材活動をしていくプロセスや営みが、なりたい自分をより具体的に描くことに繋がります。
 

未来に向かっているロールモデルとの出会い

この日は静岡学園中学校1年生の教室へ下記のみなさんがロールモデルとしてご訪問くださいました。

「元気しずおか人」クリエーター 鈴木俊夫さん
夢想家 西川史晃さん
SHIMIZUcrossのプロジェクト責任者兼コミュニティマネージャー 牧田裕介さん
林業士 安池勘司さん
アドレス静岡用宗A邸家守 八木哲史さん

お一人お一人の生き方や挫折した経験、失敗したこと、そしてそれがどうやって今に繋がっているのかなどをお話くださり、生徒たちからインタビューを受け、対話が始まりました。

 

講師の話に引き込まれ、まなざしが変わる 

9月中旬からfutureのプログラムに取り組み始めた生徒達は、10月中旬に講師紹介シートをもとに、自分がもっと話を聴いてみたいと思う講師の方を選択し、その方のことを調べられる限り調べて、当日に臨みました。
初めてお会いする講師と生徒達。
お互いがどことなく緊張しているのを感じながら、お話が始まりました。

生徒たちの、講師を見るまなざしがどんどん変わっていく瞬間は比較的すぐに訪れます。
なぜなら、講師の方々が今までの生き方をお話する時に、挫折した経験や、失敗した経験を惜しみなく生徒のみなさんに共有するからです。

なぜ、死にそうになったのにまた山に登るのだろう・・・
なぜ、失敗したのに、またチャレンジしているのだろう・・・

生徒たちの頭の中がなぜ?なぜ?でいっぱいになる瞬間に講師を見るまなざしが変わっていきます。

お互いに聴き、話す。対話の中から生まれる「わたし」の想い

講師のお話の後のインタビュー、対話の時間は80分間。
「間が持つかな~。」と、ある講師の方からの授業前の言葉でした。
授業が終わる前にその講師の方の教室をのぞいてみると、
「いや~時間あっという間だったね。もっと時間があれば自分のことだけじゃなくて、みんなのことを聴きたかったなあ」と、生徒のみなさんに語りかけていました。
本気で対話をしていたからこその言葉だと感じました。

違う教室ではある生徒の
「今、自分自身のことをどう思っていますか?」という質問に、
「う~ん」と言い、自問自答しながら答えを探して
「もっとできることあるなあ~。いろんなことをいっぱいやっているけどまだ定まっていない、どこに繋がっていくのかまだまだ模索中だよね。」
と、飾らない言葉で自分自身もまだ道半ば、みんなと一緒だよ、と伝えている講師の姿がありました。
本気で生徒とフラットな目線で対話をしている姿が印象的でした。

生徒たちはここから自分自身を探究していきます。
未来の自分を発表してくれる日がとても楽しみです。

 

シヅクリPROJECT
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