シヅクリPROJECTの季刊冊子 MOVIN’(ムービン)、2024秋号発刊しました!
MOVIN’は、シヅクリPROJECTで「心が動いた瞬間」をとらえたマガジンです。
今、静岡に起きているムーブメントを現場で体感された皆さんの言葉で感じてほしい!と、シヅクリPROJECTに関わる「人」にフォーカスを当てた季刊冊子となっています。
季刊冊子 MOVIN’では、シヅクリプロジェクトで「心が動いた瞬間」をお届けしています。
2024年秋号は、中学2年時にシヅクリPROJECTを経験し、今年4月に「神山まるごと高専」へ進学した学生(石原さん)の、進路選択の理由やシヅクリでの経験を特集しています。
*以下は、2024年秋号の抜粋です。全文をご希望の方は、お問い合わせください。
vol.07 2024秋号 特集:やりたいことをやる自由と、その責任を背負う力のために。
神山まるごと高専に全力で飛び込んだ
将来の夢として、やりたいことを自由に実現できる企業と都合よく出会えるとは思えず、それなら自分で事業を始めようと思ったのです。
去年の11月までは、普通に高校・大学に進んでから将来のことを考えるつもりでした。ですがその頃、2023年に設立された神山まるごと高専の存在を知ったのです。この学校には自由に伴う責任を背負う力がつき、それを応援する環境があると思いました。
そこから両親と沼津第四中の先生方の応援を得て、シヅクリの山下代表に推薦書を頂いて高専を受験し、2024年の今、徳島県神山町で寮生活を送っています。
「人」からしか伝わらない生の経験
思ってもみなかった進路に全力で飛び込めたのは、間違いなくシヅクリでの経験が原動力でした。中学2年で経験したシヅクリPROJECT静岡カップで、自分のチームは最終ステージへの進出を逃していますが、それはアイデアを通じて「地域」や「社会」に真剣に向き合う初めての貴重な経験でもありました。
自分の考えを伝える難しさを越えて企業人とリアルに向き合い始めたときに、シヅクリの本当の面白さが始まると思います。広く浅くはWEBでわかるけれど、狭く深くは「人」からしか知ることができないことを実感して、この経験で視野が広がりました。
未来をかえられるなら自分でやっちゃえばいい
シヅクリは、考え方が違う4人の生徒と企業チームが葛藤しながらアイデアを磨くプロセスです。この体験こそシヅクリならではだと改めて思います。神山はテクノロジー・デザイン・起業家精神などビジネスの基本を学ぶ学校で、企業とのプロジェクトは個人別です。神山は個人戦。シヅクリは団体戦で、今思えば全く違うものでした。生徒の情熱と企業の情熱がぶつかってお互いに高め合い学び合うのを体感できるシヅクリは、すごくいい経験でした。
シヅクリを通じて地域や社会についての視点が持て、またアイデアを人とぶつかり合いながら磨き上げるプロセスを経験して、マジで未来を変えられると思うなら自分でやっちゃえばいいと強く思うようになりました。
常識にとらわれず可能性に飛び込んで
神山の同級生は学びに対しとても主体的で、シヅクリのような探究の場を自分で探しチャンスを掴んできた人が多いのですが、自分が公立中の学校活動の一環でその機会に巡り合えたことは本当に運が良かったと思います。
沼津第四中の先生には感謝しかありません。進路が決まっていた時期に神山への進学を相談しても、担任も学年主任の先生もノリノリで応援してくれました。先生が常識にとらわれない姿を見せてくれると生徒も前に進む勇気が出ます。
自分がシヅクリと出会った頃と同じ年齢の中学生には、何かに可能性を感じたら、全力で飛び込んで欲しい。……(続く)
自分の未来を切り拓くために、出会い、選び、新しい環境に飛び込んだ石原さんのインタビューがまるごと読めるのはMOVIN’2024秋号だけ!
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