よくある質問

学校の導入に当たって

計画の段階で確保できる授業時数が分からないのですが、柔軟に組み立てることは可能でしょうか。
はい、例えば、「インターン」と「エンジン」を組み合わせれば、さらに深い探究を行うことも可能です。
逆に少ない回数でも授業を行うことが可能です。例えば、探究的な学びの導入として3時間で学び方を学ぶこともできます。
各校が目指したいことや学校の状況によってカリキュラムはカスタマイズしていけます。
導入に当たって教員間の共通理解をどう図っていけばいいのでしょうか。
シヅクリプロジェクトでは、プログラム導入に際して、教員研修や企業人研修として、授業構築を実施しております。
また、プログラムを実施する学校間で、オンラインで進捗状況や困りごとなどを共有する機会も設けております。
かかわる大人がともに学ぶ環境を整えることはとても大事なことだと考えます。

授業について

授業参加生徒数には下限や上限はありますか?
原則的に4.5人によるグループワークでのブレインストーミング法によって探究的な学びが進行していますので、5.6チームあると、お互いにブラッシュアップして高め合うことができます。
しかしながら、それより少ない人数で実施されている学校もありますし、学年を越えて複数学年で実施するとさらなる効果が期待できます。
日課内の授業ではなく、選択授業や課題研究、部活動でプログラムに取り組むことはできますか?
はい、可能です。総合的な学習(探究)の時間内で行っている学校が多いですが、課題研究の時間や選択授業の時間に実施している学校もあります。
土曜セミナー、夏休みなどの補習の時間やまとめ取りの時間を活用することも可能です。

県・全国大会について

「静岡カップ」には、どのようにすれば参加できるのでしょうか?
「静岡カップ」は、シヅクリプロジェクトのプログラムを導入している学校がエントリーの対象になります。
プログラムに取り組んだ生徒たちはどのチームでも、大会にエントリーすることができます。
学校が中心地を外れる場所に位置していますが、実施に支障はありませんか?
2020年コロナ渦の中、訪問が難しい場合もありましたが、オンラインで企業とつないで授業構築を行ったケースもありました。
学校の実情やニーズに応じて相談させていただきます。

企業の参画に当たって

シヅクリプロジェクトに参画することによって、会社にとってはどんなメリットがありますか?
もちろんCSRとしての価値は大きいのですが、生徒とのプランづくりに伴走することによって、会社の理念や強みを再認識し、未来思考を持つという研修としての位置づけに大きな意義があるという企業が多いです。
社員は具体的にどのように授業にかかわっていくのでしょうか?
エンジンの場合、授業構築研修後、プログラム内に3回学校を訪問してもらいます。会社紹介、探究活動、校内発表会に参加、生徒たちと一緒にイノベーションプランを考えたりしていきます。
生徒と正解のない課題を探究することで、自身のコアを見直す機会となることと思います。

シヅクリプロジェクトのこれから

今後シヅクリプロジェクトはどのように展開していく予定でしょうか?
2020年は静岡市を中心に7校8企業によるプロジェクトを展開しましたが、2021年は県内西部、東部の学校や企業に参画が拡大しています。2022年は参加生徒数県内3000人、参画企業30社を予定しております。静岡が人材育成県として日本のシリコンバレーと呼ばれる日を夢に見ています。
シヅクリプロジェクトの対象は小学生、大学生にも波及していくと考えられますか?
現在でも、小学生や大学生を対象とした授業として実施することが可能です。
主に中学1年生~高校3年生を対象としてプログラムが作られていますが、対象にあわせてアレンジしてご利用できます。
小学生から大学生までの循環が生まれるように新たなプログラムを開発していくつもりです。

越境プログラムについて

越境プログラムについて参加するにはどうしたらいいですか?
シヅクリプロジェクトでは、教員、企業人、あるいは教員と企業人がともに学ぶワークショップ型の研修会を実施しています。教員や企業人に限らず、これから学生や保護者など、未来をつくる多様なステークホルダーを対象に、共に成長できる研修の場をつくっていきたいと思います。お気軽にお問いあわせください。
このプロジェクトによって豊かな静岡の実現は可能でしょうか?
正解のない問いに対し、大人も子どもも学び合い、ともに未来を創造していくというプロセスにおいて、必ずや静岡愛が育まれ、アイデンティティが確立されると考えます。その先に1人1人が 自分らしさを発揮し、誰もが躍動する社会が実現できると信じています。
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